代表メッセージ MESSAGE
見えなかった
信用を可視化し、
世界の金融の扉を開く。
代表取締役社長 CEO 中島 徳至
クルマさえあれば、ドライバーとして働き、収入を得ることができる。けれど、信用がないためローンを利用できず、自分のクルマを持つことができない。働くためには、毎日、高額な料金を支払ってクルマを借りるしかない。朝から晩まで懸命に働いても、収入の多くがレンタル料に消え、手元にはほとんど残らない。努力しても生活を変えられず、貧困のループから抜け出せない。騒音と排気ガスに包まれたフィリピンで、私はこの理不尽な現実を目の当たりにしました。
どうすれば、真面目に働く意欲のある人が金融の壁を越え、自らの力で人生を前に進められるのか。私はそれまで、起業家としてEVの開発と事業化に挑み、技術と事業化の知見を積み重ねてきました。その知見を生かせば、この社会課題を解決できるのではないか。考えに考え抜いた末に、テクノロジーの力で金融の仕組みそのものを変えることを決意しGlobal Mobility Serviceを創業しました。
私たちは創業以来12年にわたり、「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」というビジョンのもと、4カ国で事業を展開してまいりました。独自開発した車両遠隔起動制御デバイス「MCCS®」と、データ活用AIプラットフォーム「MSPF®」により、貸し手のリスクを抑えながら、これまで金融に届かなかった人々へ、就業機会と金融機会を届けてきました。
GMS®の仕組みにより、これまで金融サービスを利用できなかった方々にも、モビリティファイナンスを実現してきました。これまで申込総額は3,400億円を超え、累計5万人を超える方々を支援してまいりましたが、支払い能力があってもファイナンス会社の審査を通過できず、金融の扉を開くことができない方々が、今なお数多く残されています。
私たちは、その課題に向き合うために、約16億kmに及ぶ走行データと返済行動データを蓄積してきました。そのデータから、一人ひとりの利用実態や未来のポテンシャルを可視化し、新たな信用を見出しています。
しかし、私たちが見ているのは、データそのものではありません。その先にある、一人ひとりの挑戦する意志です。これまで慎重な判断をせざるを得なかったファイナンス会社にも、新たな判断材料を提供し、安心して金融の扉を開いていただける仕組みを提供したいと考えております。
そして今、その事業はモビリティファイナンスの枠を超え、モビリティ行動データから新たな信用を創造する領域へと進化しています。GMS®は、モビリティを起点とした「信用創造インフラ企業」として、オートローン領域にとどまらず、さまざまな金融機会へと可能性を広げてまいります。
信用を理由に夢を諦める人を無くしたい。それが、創業以来変わることのない私たちの使命です。
これからもパートナーの皆様とともに、見えなかった信用を可視化し、世界中の方々に金融の機会を届けてまいります。